2009年04月02日

ジゴク

中学生か高校生のころ、死よりも恐ろしいものは何だろうか、と考えたことがある。

もし唯一あるとしたら、

苦しくて苦しくて死にたいほどに苦しいのに、
決して死ぬことができない、死んでも苦しみから逃れることが絶対に出来ない、ということをこれ以上ない形でハッキリと知らされること

すなわち、
「自分が極上の苦しみを永遠に受け続けねばならない、とハッキリと知らされること」
それ以上の苦しみは無いだろうな
と考えていた。


だがしかし、それは何も特殊な状況ではない。
自分の人生そのものが、
「苦しくて苦しくて死にたいほどに苦しいのに、
決して死ぬことができない、死んでも苦しみから逃れることが絶対に出来ない」
世界であることが知らされる。

ゆえにジゴク。
今がジゴク。
この世界がジゴクだ。

自分に現実感がないのは、このジゴクを認めたくないからだろう。
自分が住む世界がジゴクであり、そのジゴクからは決して抜け出せない・・・そんなこと、認めたい人間がいるはずがない。

けれども、それが現実。

この世界がすべて夢で、この夢が覚めたら病院のベッドだった、なんていうシチュエーションを毎日切に願う。
だが、夢覚めたその世界もきっとまたジゴクだ。

そんな苦しみが天才にはない、と思いたいから、それを求めるのだろうな。
posted by 健康奉仕 at 07:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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